韓国の伝統家屋である韓屋（ハノク）のそのままの形式は残したまま、人々が使用しやすいように改良がなされたゲストハウス「古韻堂（コウンダン）」。ひとくちにゲストハウスと言えども、そのスタイルはまさに韓国の家庭を思わせる雰囲気。韓国旅行を楽しみながらも、古来から伝わる韓国の一般家庭はどんなものであったかを肌で感じることができる施設として人気を呼んでいます。

築100年を誇る韓国の伝統家屋「韓屋（ハノク）」をリフォームし、ゲストハウスとして生まれ変わった「キムチゲストハウス」。アットホームな雰囲気と温かさに包まれたこの施設は、外国人旅行者はもちろん、韓国の昔ながらのスタイルを感じたいという地元韓国の人々にも注目を集めています。施設の名前にちなんで、ここでは実際にキムチ作りが体験できる上、韓国の文化に触れられるさまざまなプログラムが準備されている点も特徴のひとつです。

ソウル市内にシリーズで展開されている「HOTEL TONG（ホテルトン）」の3号店にあたるこちら「Andante（アンダンテ）仁寺洞」は、立地もさることながら利用する宿泊者のニーズに合わせたスタイルで運営がされています。宿泊者全員が利用することのできる共有スペースを設けることで“ゲストハウス”という概念を持ちながらもプライベートを重視し、単身旅行やビジネスの場面においても気軽に利用してほしいとの願いから“ビジネスホテル”としての概念も兼ね備えられています。

地下鉄2,4,5号線「東大門歴史文化公園駅」10番出口のすぐ近く、東大門のファッションビルや街の情景をぐるりと見渡せる場所に位置する「24ゲストハウス　東大門店」。眠らない街、東大門でショッピングを楽しんだ後、まっすぐ宿へ帰れるのは嬉しいものです。ここは、カジュアルスタイルで気軽に利用できる空間を目指す施設です。そのため、シングルルームを除くすべてのお部屋にはスタイリッシュな二段ベッドが設置されているため、どことなく修学旅行を思わせるような、楽しい夜を過ごせることでしょう。

韓屋ゲストハウスといえば、ソウル市内にもたくさんありますが、ここ「hueahn Hanok Stay」は、まさに100年前にタイムスリップしたかのような錯覚さえ起こさせてくれる本格的な空間がなによりも魅力。注目すべきは、建築に使用されている木材。もっとも丈夫といわれる「白頭山（ペクトゥサン）」から持ってきた天然樹木が今日まで力強く支えているといいます。これらの点が評価され、日本からも関西テレビ「ハピくる！」の取材班が訪れたり、近日公開予定の韓流映画の撮影もこのゲストハウスが舞台となっているそう。