マニア必見! 仁寺洞「ナイフギャラリー」 韓国の伝統と文化が息づく街、ソウル・仁寺洞(インサドン)。韓国情緒に満ち溢れるこの街には連日多くの外国人旅行者が訪れます。飲食店をはじめ、おみやげショッピングに事欠かないすべてのことがこのエリアで解決できることから、韓国旅行には外せないスポットといえます。
そんな仁寺洞ですが、実はたくさんのギャラリーがあることをご存知ですか?芸術家や作家たちによるの小さなギャラリーをはじめ、その規模や形態はさまざまです。今回ワウソウルはそのなかでも特に珍しい風格を漂わせた「ナイフギャラリー」をお邪魔しました。
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地下1階フロアのすべてを占める「ナイフギャラリー」の全景。ここには、世界各国から収集された刀や、映画やドラマで使用された刀のレプリカなどが6000点以上展示されています。どれも貴重なものであることは確かなのですが、驚きなのはこれらすべてが販売もされているということ。さすがに旅行で韓国にお越しの方が購入して帰るには無理がありますが、刀の持つ魅力や映画が好きな方であれば観覧するだけでも充分に楽しむことのできる施設です。入場料は1,000ウォン。内部の写真撮影も可能です。
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映画のなかの刀 刀を目にする機会といえば、やはり映画が思い出されるのではないでしょうか?ここに展示されているほとんどの刀はレプリカということですが、映画の製作会社から数点のみ正規販売されているレプリカで、その価値は相当なものだといいます。世界的に大ヒットした映画の刀である場合、全部で5点ほどしか発表されないものもあるといいます。

<映画で使用された刀 > | 
<映画「G.I.ジョー」 イ・ビョンホンの刀 > | 
<映画「RAMBO」 シルヴェスター・スタローン のナイフ > |
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世界の刀(武器) 日本の歴史においても日本刀が切り離せないように、世界でも刀は人間が生きるためのツールであったと考えられています。ここでは、国別でどのような刀や武器が使用されていたかをわかりやすく展示されています。
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さまざまな場面においての刀 現代の医療機器としての刀といえば「メス」などが思い出されますが、やはりかつては刀を小さくしたような形をしていたことが見てとれます。ここでは1945年前後に韓国で使用されていた医療用の刀が展示されていて興味深いです。そのほか、キャンプなどで現在も使用される機会の多いサバイバルナイフや、昔の日本刀に使用されていた刀の鍔(つば)のみを収集した展示もされています。

<医療機器としての刀 > | 
<サバイバルナイフ > | 
<刀の鍔(つば) > |
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刀から知る、昔と現在。 映画「ハリーポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」を観てみると、登場するキャラクターが持つ武器に毎度注目が集まります。ここでもやはり、そんなファンタジーの世界から飛び出してきた武器の数々が展示されています。マニアの人であれば、大興奮されること間違いありません。世界的にみても、刀をこれだけ多く展示する施設は珍しく、「ナイフギャラリー」の館長さんは各国のメディアにも多数紹介されるほど、刀の世界では有名な方です。
より韓国らしさに触れる旅も魅力的ですが、仁寺洞(インサドン)にお見えの際はぜひこのようなギャラリーにも立ち寄っていただきたいと思います。なんとも不思議で忘れられない旅の思い出となることでしょう。
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店舗名 |
ナイフギャラリー (ナイフギャラリー/나이프갤러리) |
観光エリア |
仁寺洞 |
住所 |
서울특별시 종로구 관훈동 192-11 ソウル特別市 鍾路区 寛勲洞 192-11 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 6番出口 徒歩6分
-6番出口を出て、進行方向に約90m直進し、左に曲がると仁寺洞メインストリートがはじまります。ストリートのなかを約250m直進すると右手に「SUNGBO GALLERY」が見えます。ギャラリーの横の路地をさらに約50m進んだところに「ナイフギャラリー」があります。
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電話 |
02-735-4431(+82-2-735-4431) |
ホームページ |
http://www.knifegallery.co.kr/ |
営業時間 |
平日:10:00~19:00
土曜日:10:00~18:00
日・祝日:12:00~18:00 |
定休日 |
旧正月・秋夕の当日 |
クレジットカード |
VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 |
一部英語表記あり |
入場料 |
1,000ウォン |
禁煙・喫煙・分煙 |
禁煙 |
記事公開日 2013-12-17 最終更新日 2013-12-17
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。