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<国立古宮博物館の全景> |
500年の歴史と文化を誇る朝鮮王室の文化財を鑑賞出来る場所、国立古宮博物館です。
国立古宮博物館は、王室文化遺産の保存と共有を目的とする調査研究及び展示、教育活動の為に建てられた博物館です。
景福宮の左側に位置し、景福宮を訪れる前に必ず訪れたいスポットです!
景福宮だけではなく、韓国の5大宮である、徳寿宮、昌慶宮、昌徳宮、宗廟を訪れる前に王室文化の遺産などを先に鑑賞するとより一層深い旅行になるでしょう。
それでは、国立古宮博物館ではどのような遺産が展示されているか一緒に見てみましょう!
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<博物館の入口 > | 
<博物館の隣の公園 > | 
<博物館の後ろにあるカフェテラス > |
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外国語案内サービス 国立古宮博物館では、日本語、中国語、英語の3ヶ国語での展示解説案内を聞くことが出来ます。
各言語別に時間帯が決まっています。展示解説案内を聞けない方には、展示遺物に関する詳細な説明が聞ける音声ガイド機の貸し出しも行っています。
展示遺物の説明は日本語表示がないので、音声ガイド機をレンタルして鑑賞する方法をオススメします。
* 入場料無料
* 日本語解説の時間 : 13:00~14:00 / 1時間前後
* 音声ガイド機 : 無料 / 2階 案内デスク
案内デスクに日本語スタッフも滞在しているので、質問などがあれば気軽にお尋ね下さい。
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<案内デスク > | .jpg)
<展示解説を聞く人たち > | 
<音声ガイド機 > |
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博物館の展示場及び鑑賞の順番 国立古宮博物館のロビーは2階にあります。
その為、鑑賞する順番が2階->1階->地下1階の順になりますのでお間違いないように~
また、常設展示場は全10館と企画展示場は1館のみになります。
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<2階ロビー> |
博物館の案内 [2階]
* 第1室 朝鮮王朝の国王
* 第2室 朝鮮王朝の宮殿
* 第3室 王室の生活
* 企画展示場
[1階]
* 第1室 王室の儀礼
* 第2室 大韓帝国と皇室
* 第3室 天分と科学 Ⅰ
[地下1階]
* 第1室 王室の絵画
* 第2室 宮廷の音楽
* 第3室 王室の御幸
* 第4室 天分と科学Ⅱ
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[2階] 朝鮮王朝の歴史と宮殿の中の王室一家の生活ぶり
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第1室 朝鮮王朝の国王 国王の権威と伝統性を示す象徴物と様々な記録物が展示されています。
王の肖像や御賓などの展示を通じてその時代の王室の日常生活と王の威厳を感じることができる場所です。
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第2室 朝鮮王朝の宮殿 朝鮮王朝の宮廷の歴史を鑑賞出来る場所です。景福宮、昌徳宮、徳寿宮などの宮廷の建築遺物、写真、絵などが展示されています。

<興宣大院君が景福宮再建への参加を明らかにした文 > | 
<景福宮、昌徳宮、徳寿宮 の写真はがき > | 
<景福宮の勤政殿の前で写真撮影 > |
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第3室 王室の生活 王室で使用した家具、衣類やアクセサリー、王の食事の再現など朝鮮王室の生活関連遺物が展示されています。
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<水刺床: 王の食膳 > | 
<後鳳簪 : かんざし(頭に装着するアクセサリー) > | 
<英親王妃翟衣 > |
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[1階]国家儀礼である五礼に関する朝鮮王室の遺物や19世紀の大韓帝国の姿
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第1室 王室の儀礼 朝鮮は儒教の礼法に基づいて国を治めた国家です。
国家の5つの儀式行事である五礼(王室の慶事-嘉禮·国家の祭祀-吉禮·国家の悲嘆-凶禮·国家の安危-軍禮 ·外交-賓禮)を制定して施行しました。また、この展示室では朝鮮王朝の統治理念と五礼に関連する遺物等が展示されています。

<第13大王 明宗の皇室 > | 
<祭器 > | 
<小さい大砲 > |
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第2室 大韓帝国と皇室 19世紀、高宗は国号(国名)を朝鮮から大韓帝国に宣布しました。
この時期の前後に大韓帝国は政治、外交、社会、文化等を全面的に近代化させるため、国家全体でひとつになり努力し始めました。また、日本、アメリカ、ヨーロッパを通じて新技術と文化を流入し、国家の為に積極的に受け入れられました。この展示室では、様々な世界と出会う大韓帝国の遺物と生活感を鑑賞できます。
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<左:純宗皇帝の御料車 / 右:純貞皇后の御料車 > |
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<高宗皇帝の肖像 > | 
<近代期の皇室宮廷の内部 > | 
<皇室の人たちの生活姿を写した写真 > |
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<天象列次分野之図刻石(国宝第228号)> |

<南・北半球星座盤> |
第3室 天分と科学 Ⅰ 太陽と月の動き、季節による星座の変化などを見て、時刻と季節を正確に調べることができる天文学は朝鮮時代に盛んに行われました。
この展示室では、朝鮮の天文学の歴史と記録物を鑑賞出来ます。
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[地下1階]王室の絵画、音楽、行事 そして、朝鮮時代の時計の歴史と科学
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第1室 王室の絵画 宮廷内を美しく飾る画屏風が展示されています。
特に日月五峰図屏風は韓国の王室を背景した歴史ドラマで1度は見たことあるような図で、屏風の前に王が座ると図が完成するということで日月五峰図だけでは、屏風の未完成品と言えます。
日月五峰図には、王の陰陽の調和を成して、万民の父の役割をしたいという願望が描かれています。また、このような政治を広げると、滝のように生命のエネルギーが全世界に等しく広がるという意味も含んでいます。

<王室の絵画の内部 > | 
<正祖王 華城行幸圖 > | .jpg)
<日月五峰図屏風 > |
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第2室 宮廷の音楽 朝鮮を建てた太祖李成桂が抑佛崇儒の政策を禮楽に基づいて国是とみなしてから朝鮮の音楽は始まりました。そして、朝鮮の宮中音楽は儒教の禮楽思想に基づいて絶えず整理されながら変化しました。
ここでは、当時使用した楽器や宮中音楽について記録した遺物等を展示しています。
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<編鐘 > | 
<楽学規範:朝鮮音楽のすべてを記録した本 > | .jpg)
<編磬 > |
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第3室 王室の御幸 朝鮮の王室の家族は国家の儀礼の挙行を宮廷の外での行う時は、籠を使用していましたが、その中でも、王の籠は様々な儀仗物で飾り、多数の軍兵が護衛していました。
この展示場では、国家の儀礼を行う国王行幸に登場した籠と儀仗物を展示しています。
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第4室 天文と科学 Ⅱ 天分と科学Ⅱ室では、朝鮮時代の科学のレベルが推定出来て、朝鮮時代の世界史について鑑賞することが出来ます。

<地平日時計 > | 
<半球型日時計(宝物845号) > | 
<自擊漏:自動水時計 > |
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館内施設 Ⅰ * ロッカー : 2階 案内デスクの後方
* 応急待機室 : 2階 案内デスクの後方
* ベビーカーと車椅子 : 2階 案内デスク(幼児、高齢者、障害者は無料でご利用頂けます。)
* 授乳室 : 1階 トイレの隣
* 休憩室 : 地下1階ロビー
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<ロッカー > | .JPG)
<応急待機室 > | .JPG)
<地下1階ロビー休憩室 > |
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館内施設 Ⅱ [ミュージアムショップ]
国立古宮博物館ならではの様々な記念品やお土産を購入することができます。
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[ミュージアム カフェ]
韓国の伝統料理やドリンクを楽しむことができます。
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조선왕조의 역사를 느꼈다면 바로 경복궁으로 GO! GO! 国立古宮博物館で朝鮮王室の500年の歴史を感じたら、
そこで感じたものをそのまま抱いて、韓国の5大宮(グン)に行ってみるのはいかがでしょうか?
まずは、一番近い景福宮からスタートです!
宮に実際行ってみると博物館で鑑賞した王室の遺物と王の姿が一致してより一層楽しい宮ツアーになることでしょう。
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店舗名 |
国立古宮博物館 (クンニッコグンパンムルグァン/국립고궁박물관) |
観光エリア |
三成洞~蚕室洞 |
住所 |
서울특별시 종로구 효자로12 ソウル特別市 鍾路区 孝子路 12 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 景福宮駅(キョンボックンニョク、경복궁역、Gyeongbokgung) 5番出口 徒歩1分
-5 番出口を出てすぐ左側に国立古宮博物館が見えます。
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電話 |
02-3701-7500 (+82-2-3701-7500) |
FAX |
02-3701-7640 |
ホームページ |
http://www.gogung.go.kr |
営業時間 |
平日:09:00~18:00
週末・祝日:09:00~19:00
(入場は観覧終了時間の1時間前まで) |
定休日 |
毎週月曜日、正月(1月1日) |
言語対応 |
日本語、英語、中国語 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
あり 景福宮の駐車場をご利用頂けます。 |
その他設備 |
ロッカー、授乳室、応急待機室、ミュージアムショップ、 カフェ、バリアフリー施設:車椅子用トイレ、ベビーカ・車椅子レンタル無料 |
記事公開日 2012-08-14 最終更新日 2012-08-14
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。