
<博物館の外観> |
文化・芸術・歴史・自然を 愛する人々のための博物館 小さな博物館やギャラリーが点々と立ち並ぶ三清洞(サムチョンドン)・北村(プクチョン)エリア。昔ながらの韓国の姿が現存する街として外国人旅行者からも高い人気を呼ぶこの地域のもっとも高台に位置するのが今回ワウソウルがみなさんにご紹介する「北村東洋文化博物館」です。ここは、韓国の文化・芸術・歴史・自然を保護し後世に伝えることを目的に設立された私立博物館です。
|
ここ「北村東洋文化博物館」では地元の小・中・高校生たちに韓国の伝統文化を伝えるためのさまざまなプログラムが定期的に開催されています。古代より自然と共存しながら伝えられてきたという芸術作品をより身近に感じられるよう、施設そのものが自然に包まれた環境下で運営されています。

<展示室入り口の様子 > |

<書堂入り口の様子 > |
|

<オーガニックカフェの様子 > |

<自然が生きる庭園の様子 > |
|
展示館内部の様子 ここには館長の権寧斗(クォン・ヨンドゥ)氏が30年以上の歳月をかけて収集してきた韓国とアジア諸国の貴重な芸術品が展示されています。そして、博物館が建つこの場所もまた朝鮮時代の官吏、古佛孟思誠が暮らした家の跡地であり、まさに歴史と文化が調和する場所であるといえます。第1展示室と第2展示室に分けられた展示館内部には、書物や朝鮮白磁、仏教彫刻品、伝統家具などが展示されています。
|

<金銅鬼面一雙 18~19世紀チベット > | 
<青畫白磁墓誌石 朝鮮時代 > | 
<明成皇后 書簡 朝鮮時代 > |
|

<銀製 曼荼羅 18~19世紀チベット > |

<白磁清畫龍文壺 朝鮮時代 > |

<鹿彫刻筆筒 朝鮮時代 > |

<白銅燭臺 朝鮮時代 > |
|

<佛塔 18~19世紀チベット > |

<象牙龍文筆筒 18世紀中国(清) > |

<清陰金尚憲印章 朝鮮時代 > |

<紙筒 朝鮮時代 > |
|
書堂内部の様子 朝鮮時代の学者、古佛孟思誠の名から「古佛書堂」と名付けられたこの書堂には朝鮮時代から使用されてきた家具や机などが並べられ、現在は教育空間として利用されています。さまざまなセミナーや物づくり体験の多くがこちらで行われます。子どもたちの人性教育に適した空間であり、また外国人旅行者にとってもドラマのなかでしか見たことのなかった「朝鮮時代の寺子屋」を体感できる空間として高い人気を呼んでいます。
|

<陽村權近が残した言葉 > | 
<朝鮮時代から伝わる机 > | 
<朝鮮時代の家具 > |
|
カフェ内部の様子 ソウル市内はもちろん、北漢山(プッカンサン)をも見渡せる展望台カフェもまた、注目していただきたいポイントです。カフェ店内では世界の湯のみ茶碗の展示が行われているほか、ミシン台をリフォームした手作りテーブルもレトロ感を演出していて見る人を楽しませてくれます。ここで注文できるドリンクの多くが「北村東洋文化博物館」内で栽培された茶葉や果実を使用したオーガニックドリンクで、博物館を利用されない方でもカフェへの入場は自由です。

<カフェ店内の様子 > |

<見晴らし最高! > |
|

<オーガニックドリンク > | .jpg)
<テーブルにも注目 > | 
<風鈴も涼やかに > |
|
裏庭の様子 「北村東洋博物館」は自然と調和しながら運営されている博物館です。そのため、ここからは極力ごみを出さずリサイクルすることはもちろん、生ごみも草花の肥料として使用されています。果実や茶葉はカフェで使用され、ひょうたんはアートショップで販売もされています。お酢や醤油、味噌などもここで熟成され、韓国の昔ながらの伝統が守られ続けているといいます。
|
|
アートショップ ここ「アートショップ」は伝統工芸品をはじめとする作家たちの民俗アート作品を展示・販売する空間です。
大量生産ではなく、ひとつひとつ愛情を込めてつくられた作品はおみやげにも最適です。
※アートショップは近日拡張オープン予定です。
|
|
店舗名 |
北村東洋文化博物館 (プクチョントンヤンムナパンムルグァン/북촌동양문화박물관) |
観光エリア |
三清洞・北村 |
住所 |
서울특별시 종로구 삼청동 35-91 ソウル特別市 鍾路区 三清洞 35-91 地図を見る |
アクセス |
2番出口の前から発車する「02番バス(黄緑色)」に乗車し「e-ミドゥム歯科(チクァ)」で下車すると徒歩2分のところに目的地があります。
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 2番出口 徒歩15分
-2番出口を出て、進行方向に約450m直進します。「セマウル金庫」前の横断歩道を利用し、道路の反対側へ渡ります。道路沿いを右方向に約50m直進し、次に「トンミ薬局」を左にまがります。ここからなだらかな上り坂が続きます。丘の上をぐるりと円を描くように約400m上ったところに「北村東洋文化博物館」があります。
|
電話 |
02-723-0190(+82-2-723-0190) |
ホームページ |
http://www.dymuseum.com |
営業時間 |
10:00~18:00(17:00まで入場可) |
定休日 |
毎週月曜日 |
クレジットカード |
VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 |
一部日本語表示あり |
入場料 |
18歳以上:5,000ウォン
18歳以下:3,000ウォン |
禁煙・喫煙・分煙 |
分煙(一部テラス空間でのみ喫煙可) |
記事公開日 2013-09-13 最終更新日 2013-09-13
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。