明洞（ミョンドン）の繁華街に位置する「明聖（ミョンソン）スップルグイ」。スップルグイとは“炭火焼き”の意味。ここは全羅南道・長興郡の名産であるシイタケを使用した牛肉サマプ（ソゴギサマプ）を味わえる明洞（ミョンドン）で唯一のお店。それだけでなく牛肉の特殊部位の専門店でもあります。ここでは牛肉サマプのほか、牛肉のさまざまな部位を食べられます。

牛肉サマプ（ソゴギサマプ）は韓国の全羅南道・長興で有名な食べ物です。ですが、長興まで行かなくても明洞（ミョンドン）にある明聖ソップルグイでその味を愉しむことができます。牛肉サマプの食材はロース、チャドルパギ（バラ肉の薄切り）、貝柱、シイタケです。チャドルパギやロースに貝柱とキノコをのせて一緒に食べます。口のなかでとろりと溶け、柔らかい牛肉と貝柱、そしてシイタケの香りがマッチ。それはまさに絶品！特にシイタケは韓国でも有名な長興産を使用。塩やチョコチュジャン（酢とコチュジャンを混ぜ合わせたもの）につけて食べるとよいでしょう。

牛肉の盛り合わせは4種類の部位。トゥンシム（ロース）、カルビサル（カルビ）、トシ（脾臓とすい臓のまわりの肉）、チャドルバギ（バラ肉の薄切り）など4種類が入っています。そのなかでカルビはポルサル（頬の肉）に、ロースはウサムギョプ（牛の三枚バラ）に変更することができるので、注文前にお願いしておくとよいでしょう。食べる順序は決まっているわけではありませんが、チャドルパギ-トシ-カルビサル-トゥンシムの順番で食べるのがグッド。焼いた肉は塩につけるか、もしくはわさび醤油をつけた玉ねぎと一緒に食べるとよいでしょう。

お店で漬けたカクテキ（カクトゥギ）とキムチ、イタリアンドレッシングがかかったサラダ、ふんわりとしたケランチム（卵蒸し）がおかず（パンチャン）として出てきます。ケランチムを除き、サラダとキムチはおかわりができます。牛肉と一緒に焼くキノコ、サツマイモ、キャベツはサービスとして提供されます。

11時30分から午後3時まではランチメニューがあります。

[メニューの種類]
カルビタン: 9,000ウォン
ビビンバとテンジャンチゲ: 7,000ウォン
きのこプルコギ定食(2人基準) :20,000ウォン