味加本の社長は、元・韓国代表のバスケットボール選手。健康管理に関心が高く、お粥に関心を持つようになり、お粥による健康の伝道師として「味加本」を運営しています。

お粥の基本は健康を考えることだと話す社長。お粥に入れる材料一つ一つを自ら確認して、お客様の健康を守り続けています。

2階にある味加本。温もりのあるインテリアが特徴。天然木のテーブルと、オレンジ色と千草色がポイントとなる椅子カバー、そして照明の調和が明るい雰囲気を作り出しています。壁には画家が直接描いた絵があるのですが、花の周りを蝶が飛びまわる様子がかわいいです。

人気NO.1のお粥は、あわび粥です。韓国人は体力を回復させたい時に、あわび粥を食べます。スライスしたあわびが、お粥とよく合い食べやすいです。まろやかな食感に、胡麻油の香ばしい香り美味しい逸品。

あわび粥を食べる前にあわびの濃い味を期待しますが、じつはあっさりしていて、それでいて、あわびの身そのものにも栄養がたっぷりです。もし、あわび特有の濃い風味がお好みであれば、あわびの内臓が入った内臓あわび粥をおすすめします。あわび粥10,000ウォン、内臓あわび粥20,000ウォン。

味加本のおすすめは、ブロッコリー粥。レモンより2倍も多いビタミンCが入っているブロッコリー。旅行で疲れ切った体をブロッコリー粥で回復させましょう。一口サイズに切ってあるブロッコリーは食感がGOOD！価格は10,000ウォン。

栄養がぎっしり！一杯で、一食分の栄養をしっかり補えます！真っ黄色が食欲をそそり、甘いです。かぼちゃ粥は一度食べだすと止まりません。餅米粉が入っていて、もちもちしていてまろやか。かぼちゃ粥の中にあるセアルシム（餅）はとろみを出します。かぼちゃはむくみ防止、また韓国ではダイエット食品としてよく食べられます。価格は8,000ウォン。

基本のおかずは5種セット。イカの塩辛、ごぼう煮付、もやしナムル、大根の漬物、トンチミがセットとして出ます。トンチミは、ダイコンを大きく切って塩水に漬けた汁の多いキムチの一種。キムチも追加でき、おかずは全ておかわり可能。

味加本の自慢のおかずは、イカの塩辛。お土産としても販売されています。500gで10,000ウォン。

お粥と一緒に飲むと合う、お茶。
味加本でお粥と一緒に飲むと合うお茶は、五味子(オミジャ)茶と柚子(ユジャ)茶です。オミジャ茶は冷やして飲むと甘み、酸味、苦み、辛味、塩味の5つを存分に味わえます。お粥を食べた後、伝統茶を一杯。健康になったような気分になります。