ソウル・明洞（ミョンドン）。ソウル旅行で欠かすことのできない人気観光スポットですが、ここでは“あるもの”を片手に街行く人々の姿を多く見かけます。その“あるもの”とはそう「32cmソフトクリーム」！一度は食べたことのある方も多いのではないでしょうか？類似店も多く存在するのですが、今回ワウソウルは32cmソフトクリームの元祖「32パルペ」にお邪魔しました。

「パルペ」とは日本語で「パフェ」を意味します。本来はソフトクリームではなく、パフェのことを勉強していたオーナーさんの手によって、2003年に誕生したお店です。明洞の異なるエリアで生まれたこのお店は、2013年6月に現在の位置に移転し、それと同時に店内でも食べられるよう、1階と2階に客席もオープンしました。これまでは持ち歩くことが主流だったソフトクリームも、ゆっくりと座って楽しめるようになったのです。

これまで最も有名だったのは、あのながーいソフトクリームでしたが、今いちばんホットなのは、この「パルペ」！このボリュームでたったの4,500ウォンとお値段にもビックリです。パルペの種類は7パターンから展開されていて、好みのフレーバーやトッピングを選べるのがポイントです。甘いものが好きな方は食べないわけにはいきませんね！大人2人で食べてもお腹いっぱいになってしまうパルペですが、使い捨てのプラスティック容器で提供されるため、ここで食べ切れなくても、店外へ持ち出して食べることが可能です。

やはり明洞に来たからには一度は買い食いしてみたい「32cmソフトクリーム」。なぜ32cmなのか？と、不思議に思っていたのですが、それは、ソフトクリームの絞り口から機械の底部分への長さが32cmなのだそう。絞り出せるギリギリ限界の長さが32cm！ということで、謎は解けましたね。ただ、長すぎて食べにくい！という方には、3つのフレーバーが楽しめる「ソフトアイスクリーム」がおすすめ。スプーンでゆっくり食べることができますよ。お値段は、ともに2,000ウォン。デザートには迷わず「32パルペ」へ、ぜひ足を運んでみてくださいね！