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韓国の誇り、世宗大王と李舜臣将軍の展示館
朝鮮王朝の正宮、景福宮(キョンボックン)。その正門にあたる光化門前の広場の地下には、韓国の歴史上の人物として名高い2人の展示館があります。それは「世宗物語・忠武公物語」。訓民正音(ハングル)を創製したことで知られる朝鮮第4代王の世宗(セジョン)、そして文禄・慶長の役で活躍した武将、忠武公(チュンムコン)李舜臣(イ・スンシン)の業績と生涯が紹介されています。まさにソウルの中心地で展示されるにふさわしい2人の偉人たちの展示館です。

<世宗イヤギ >

<忠武公イヤギ >

<李舜臣将軍像 >

<世宗大王像 >

<光化門広場 >
体験コーナーも充実、楽しく観覧できる館内
韓国語がわからないから博物館に行くのはどうなのかな、とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんがその点は心配ご無用。PDA&MP3案内機の貸出があるうえ、タッチパネル式の案内板などもあり、内容はとても詳しいのでしっかりと学びたい方でも十分満足できる内容です。外国人のためのハングル体験や当時の武器や道具を再現したゲーム形式の体験もできるので子ども連れでも楽しく観覧できる展示館です。

<世宗大王像の裏が入口。
まさに秘密の入口です。>
入口は意外なところに!
展示館への地上からの入口は3つ。そのうち一つはまるで秘密の入口とも思えるところに。なんと扉は世宗大王の銅像の後ろにあり、ここから階段で地下へと降りて行きます。その他の入口は光化門広場の両側に。世宗文化会館入口と、その向かい側で教保ビルやアメリカ大使館の間に位置するKT入口です。

[入口]
・世宗文化会館入口(世宗文化会館の脇)
・KT入口(アメリカ大使館、教保ビル側)
・世宗大王銅像の裏
・世宗路駐車場地下2階

<KT入口 >

<世宗文化会館側入口 >

<PDA機器>

<各コーナーにPDAマークがついている>
PDA&MP3案内機
PDA映像案内機とMP3音声案内機は、韓国語・英語・日本語・中国語・スペイン語に対応しており、無料でレンタル可能。展示物横にあるマークに触れると説明も聞けるので理解が深まるはずです。(パスポート要)

<世宗イヤギ>
世宗イヤギ
世宗イヤギでは世宗大王の生涯やハングル創製の過程、そのほか科学や天文、芸術、軍事政策など多岐にわたる功績を残した話が、数々の資料やパネル、映像とともに展示されています。世宗大王は天体観測の道具や雨量計などを臣下ととも手掛けたことなどの業績があり、この展示館を回るとそれがわかるようになっています。
世宗大王とハングル

<世宗大王像>
歴代王のなかで唯一「大王」と呼ばれる世宗(セジョン)は朝鮮第3代王、太宗(テジョン)の三男として1397年に生まれ、訓民正音(ハングル)を創製したという功績で有名です。独自の文字がなかった朝鮮では公式的に漢字を使用してきましたが、民衆にとっては難解で自由に書き表すことができませんでした。それを不憫に思った世宗は、誰でも使いこなせるようにと28文字を制定、1443年に訓民正音の名で公布しました。「ハングル」というのは「偉大なる文字」という意味で、この言葉が実際に使われるようになったのは1900年代に入ってからともいわれています。
展示物
世宗大王の年代記やハングルができあがった過程などから、科学や芸術、軍事などの業績を紹介するコーナーなど7つの空間に分かれています。当時の書物からミニチュアや模型などもあり、楽しく観覧できます。

<世宗大王の年代記 >

<古書 >

<当時の様子を再現したミニチュア >

<ロケット砲兵器 >

<当時使用された打楽器 >

<ハングルについての書籍 >

<当時の楽器 >

<熱心に観覧する姿も >

<博物館を見学する子どもたち >
見て触れて体験してみよう!

<日月五峰図>
・日月五峰図、御座
ここには見て触れて体験できるコーナーもたくさん!写真の椅子は王が座った御座を再現したもの。後ろの屏風は「日月五峰図」とよばれるもので、月と太陽が同時に出ています。ここに座われば王様気分!?記念写真を撮ってみてもいいですね。

<半紙に書かれたハングル>
・外国人のためのハングル体験
半紙には墨で書かれたハングルが。外国人観覧客がハングルで書いた名前が貼り付けられています。初めてハングルを見た方には記号のように見えるかもしれませんが、ぜひこの機会に自分の手で書いて体験してみてください。

<ハングルが書かれた半紙がずらり>
料金:500ウォン(ユニセフに寄付されます。)
※名前を書く体験、簡単なあいさつを書く体験の2種類あり

<タッチパネルを押してみよう!>
・タッチパネル
このタッチパネルでは、各国の言葉をハングルで表示します。「こんにちは」「愛しています」という文字を指で押すと、画面には対応するハングルが表示されます。

<忠武公イヤギ>
忠武公イヤギ
忠武公イヤギでは、李舜臣将軍の生涯や、文禄・慶長の役での戦いの歴史などが展示されているほか、当時使用されたとされる亀甲船の縮尺模型もあります。ゲーム形式で気軽に体験できるコーナーや4D映像館などがあり、子どもも大人も楽しく見学できる展示館です。

<李舜臣将軍像>
李舜臣将軍
李舜臣(イ・スンシン)は文禄・慶長の役で活躍した朝鮮の武将。1545年に生まれ、幼いころから勇猛果敢な性格でしたが科挙の試験にようやくのことで合格したのは32歳のとき。文禄・慶長の役が始まった1592年から朝鮮水軍の指揮官として、海戦で23戦23勝し不敗神話を築いた将軍です。

・英雄として語り継がれる李舜臣
戦闘の舞台となった韓国の南海岸には李舜臣将軍の銅像が置かれており、国を守った有能な武将として語り継がれています。「忠武公」の忠武は優秀に武官に与えられた最高の称号で、李舜臣の死後に忠武公と呼ばれるようになりました。文禄・慶長の役の7年間を李舜臣自らが記した日記は、のちに「乱中日記」と呼ばれ、国宝にも指定されています。
亀甲船
館内の中央にはとても大きな模型が一つ。これは亀甲船の55%の縮尺模型。文禄・慶長の役で実際に使われたという朝鮮側の突撃船です。船内にも入ることができ、人形も設置されていることから、当時の様子をイメージしながら見学することができます。

<亀甲船 >

<船内の様子 >
館内の展示物

<李舜臣が科挙(武科)の試験に合格したときの証書 >

<年代記 >

<映像 >

<海戦の記録 >

<戦闘で使用された武器 >

<「乱中日記」のパネル >
遊びながら楽しめる体験も充実!

<武器の体験>

<大砲>
・水軍武器体験
忠武公物語には、オールを漕いで船をすすめるゲーム形式のものや、鉄砲を使って敵の船に見立てた的を撃つ体験器具が用意されています。

<3Dメガネ>

<映像館内>
・4D映像館
戦場の雰囲気が感じられる映像館。メガネをかけると映像が立体的に見えます。ときには空気や水が噴射され、迫力が感じられます。

<記念品>

<カフェ>
記念品店、カフェ
記念品店ではおみやげにも最適なボールペンや伝統雑貨などの記念品を購入できます。カフェでは伝統茶やワッフルなどを楽しめます。疲れたらひと休みしていきましょう。
入場無料で夜10時まで入場可能な展示館!
観光客が最もよく訪れる古宮、景福宮の近くに位置する光化門広場。観光でソウルを訪れれば、この場所を通ることも多いはず。大きな功績を残した2人の偉人は韓国人の誇りでもあり、知っておく価値があるはずです。無料のうえ、夜遅くまで入場できるので、光化門広場を通った際には少し立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


世宗物語・忠武公物語の詳細情報

店舗名 世宗物語・忠武公物語  (セジョンイヤギ・チュンムコンイヤギ/세종이야기・중무공이야기)
観光エリア 鍾路
住所 서을특별시종로구세종대로지하175
ソウル特別市鍾路区世宗大路地下175
地図を見る
アクセス ・ソウル地下鉄5号線 光化門駅(クァンファムンニョク、광화문역、Gwanghwamun) 2番出口 徒歩1分
 -2番出口階段を出て光化門の方向へ30mほど進むとKTビルの前に入口があります。
・ソウル地下鉄3号線 景福宮駅(キョンボックンニョク、경복궁역、Gyeongbokgung) 6番出口 徒歩10分
 -6番出口を出て、光化門の方向へ250mほど進み、光化門前で右折し300mほど進むと世宗文化会館があります。その脇に入口があります。
・ソウル地下鉄1号線 鐘閣駅(チョンガンニョク、종각역、Jonggak) 1番出口 徒歩10分
 -1番出口を出て、約500mほど直進すると李舜臣銅像のある交差点に出ます。横断歩道を渡らずに右に曲がり、約200m進むとKTビルの前に入口があります。
電話
02-399-1114~6(+82-2-399-1114~6)
ホームページ http://www.sejongstory.or.kr/jp/main.asp
営業時間 10:30~22:30(入場は22時まで)
定休日 月曜日
入場料 無料
備考 MP3音声案内機、PDA映像案内機貸出、手話動画、展示冊子、補聴器、老眼鏡、ベビーカー、車椅子
記事公開日 2012-11-26  最終更新日 2012-11-26
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。





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