韓国では実は、豚肉や牛肉よりも鶏肉がよく食べられていることをご存知ですか？
フライドチキンはもちろんのこと、滋養強壮にも良いとされる丸鶏は「サムゲタン」や「タッカンマリ」といった料理でも食べられます。

実に多様な鶏料理がありますが、今回ご紹介するのは「チムタク」です。
最近は日本の韓国料理店でもよく見かけるようになったチムタク。この料理は甘辛スープで鶏肉を蒸し、炊き上げたものです。野菜やタンミョン（韓国春雨）、餅なども入っています。多くのお店では、辛さの調節ができますが、少々辛いレベルに設定しておくほうが美味しくいただけます。チムタクの辛さ調整に使用されるのは“鷹の爪”です。

シメには、残ったスープにご飯を混ぜる「ポックンパプ（炒飯）」が王道！海苔とトビコをトッピングすることで食感もグッとアップします。

甘辛ソースで子どもから大人まで楽しめる、やわらか鶏の一品チムタク。ぜひ一度、食べてみてください♪