日本も餃子や肉まんが好きな人が多いですが、それは韓国でも同じ。韓国では日本でいう餃子や薄皮の肉まん類を総称して「マンドゥ（饅頭）」と呼びます。今回、紹介するのは日本の肉まんに近いでしょうか。このお店のマンドゥのためにわざわざ南大門市場まで来るお客さんがいるほど有名な、ウワサの蒸しマンドゥの名店「カメゴルソンワンマンドゥ」を紹介します。

並ばないと食べられない南大門の名物、カメゴルソンワンマンドゥ。いつでもお店の前はマンドゥを待つ人たちであふれかえっています。手を忙しく動かすお店の方たちと、その姿を見守りながら順番を今かと待つお客さん。そのあいだで蒸されるマンドゥの白い湯気が、店の前を通り過ぎゆく人たちの足を一つ二つと止めます。みんなが忙しく動き回るこのお店では、順番が来る前にあらかじめマンドゥの種類と個数を決め、お金を取り出しておくのがマナーです！

店のなかでは大きなテーブルを囲むように、マンドゥを作るお店の方がぎっしり。マンドゥを作る様子を見ていると、そのスピードに思わず見入ってしまいそうです。待っているお客さんのために一生懸命、最善を尽くして作る姿に感動を覚えます。

ここの人気メニューはなんといっても、実際に手でこしらえたソンワンマンドゥ（手作り餃子）。辛いタイプ（メウンマッ）と辛くないタイプ（タンペッカンマッ）の2種類があります。マンドゥの皮はもちもちして、中身はぎっしり。1個だけ食べてもおなかが膨らむほどです。店の2階と3階にはテーブルが用意されていて、その場で食べていくこともでき、持ち帰る場合はお店の前で注文します。

[ソンチンパン] 1個: 1000ウォン
[ワンマンドゥ] 1個: 600ウォン
ワンマンドゥは辛いタイプと辛くないタイプ（2種類）
*包装販売: 5個 3,000ウォン, 10個 6,000ウォン

＜ワンポイント韓国語＞
辛いタイプのマンドゥ2個ください：メウンマッ　トゥ　ゲ　ジュセヨ
辛くないタイプのマンドゥ4個ください：タンペッカンマッ　ネ　ゲ　ジュセヨ