美しい茶博物館は韓屋の趣が感じられるギャラリー＆ミニ博物館＆カフェ。写真は焼き緑茶餅（7,000ウォン）。緑茶を混ぜて作られたお餅で、オーブンで焼かれるため外はカリカリ、中身はモチモチ。水あめのような「ジョチョン」につけて食べます。そして、たっぷりと盛られた韓国式かき氷、パッピンスも人気。紅茶ピンスと緑茶ピンス（各15,000ウォン）はナッツと練乳と一緒に味わいます。伝統茶や美味しいデザートが味わえるこのお店で、ちょっとひと休みしてみてはいかがでしょうか。

仁寺洞初の2階建てカフェ、木響（モッキャン）。韓屋の雰囲気を感じながら伝統茶やお菓子を味わうことができます。写真は伝統パッピンス（7,000ウォン）。パッピンスとは韓国式のかき氷のこと。氷の上にはほんのり甘く香ばしい小豆がたっぷりで、餅とナツメが添えられています。また、江原道で栽培したヤマボクチの葉で作り、きな粉をまぶしたスリチィ餅はブランチタイムの時間帯、お好みの伝統茶とのセットメニュー（10,000ウォン）があります。日本でも人気の五味子茶とともにセットで召し上がってみてはいかがでしょうか。

三清洞にある「ソウルで二番目においしいお店」。このお店は日本でおしることよく似た「タンパッチュク（小豆粥）」の名店です。器のふたをとると大粒の小豆に栗や銀杏、そして丸い餅がずっしり。アクセントにシナモンパウダーがかかっています。サラサラとして舌触りがよく、甘さ控えめの味は食後のデザートにもグッド。このお店は元々伝統茶の専門店。体にとてもよい韓方のブレンド茶、十全大補湯や鹿の角のゼリーを溶かして飲む、鹿角大補湯のような珍しい伝統茶もあります。