韓国で本場の焼肉を食べよう
焼肉といえば韓国!とお思いの方も多いことでしょう。近年、日本でも有名になった本場のサムギョプサル(豚の三枚バラ)を食べたいという人もきっと多いことでしょう。韓国ではカルビや日本のすき焼きにも似たプルコギは少し高価なイメージがあり、ヘルシーな豚焼肉が庶民的な印象です。今回は豚肉、牛肉問わず韓国で本場の焼肉を楽しみたい方におすすめのお店を紹介します。
黒豚家
済州島の新鮮な黒豚を明洞(ミョンドン)で
明洞(ミョンドン)にある「黒豚家(フクトンガ)」は、韓国観光公社による「大韓民国の170軒の美味しいお店」に選ばれた名店。このお店では済州島産の黒豚を使用。自然放牧の黒豚に特産品のみかんやさつまいもを与えており、食感がよく栄養価が高いのが特徴。さらに“生焼き”を意味する「センクイ(1人前150g/17,000ウォン)」は冷解凍されることなく、生のまま直送されているため、新鮮度抜群!メルジョという特製のつけダレを網の上で熱して煮立たせ、青唐辛子とニンニクを加えて食べましょう。
長寿カルビチプ
1968年から続く明洞の老舗カルビの名店
長寿カルビチプは明洞(ミョンドン)にあるお店。1968年から味付けを一人のシェフが行っており、ずっと変わらぬ味を保ち続けています。多くの焼肉店では各自のテーブルで肉を焼きますが、このお店では注文後に調理されて出てきます。電気、グリル、鉄板、3段階の手順で焼くこだわりが美味しさの秘密。果実とニンニクがたっぷり入ったタレで味付けされているので風味がよく後味すっきり。1階ではカルビを焼いている様子がみられます。カウンター席もあり、1人での入店も大丈夫!
コギインヌンマウル
地元の雰囲気のなかで食べられるセルフ式焼肉店
コギインヌンマウルは馬場洞畜産市場内にあるセルフ式焼肉店。市場で購入した肉を、お店に持っていくとその場で焼いて食べられます。地元の雰囲気が存分に感じられる市場で肉を購入。その肉を自分で焼いて食べるので一般の焼肉店よりも安く、なによりも楽しく食べられることでしょう。基本セット料金は1人4,000ウォン。サンチュ、キムチなどの副菜がつき、もちろんおかわり自由です。
八色サムギョプサル 東大門店
8種類のフュージョンサムギョプサルが味わえるお店
東大門(トンデムン)にある八色サムギョプサル東大門店は、様々な味の焼肉が楽しめる、フュージョンサムギョプサルのお店。おしゃれな食器に色とりどりの肉がずらり。「八色セット(30000ウォン/2~4人前)」は、高麗人参、ワイン、松の葉、にんにく、ハーブ、カレー、味噌、コチュジャンという様々な種類の肉が並べられています。最後に締めとしてポックンパプ(焼き飯)を食べるのがおすすめです。
本家 論峴本店
焼肉激戦区にある、ウサムギョプサルで特許を取得したお店
本家(ポンガ)本店は江南の焼肉激戦区、論峴洞(ノニョンドン)にある焼肉店。ウサムギョプサルといわれる牛三段バラ肉で特許を取得したお店です。サムと呼ばれる肉を包んで食べる野菜の種類も豊富で、日本ではあまり見慣れない野菜も多数。特製の甘いタレがかかった肉を鉄板で一枚一枚焼くのがポイントです。シメとしても最適なチャドルテンジャンチゲも名物。ビビンバのご飯と野菜のなかにテンジャンチゲ(味噌チゲ)の具材を混ぜ合わせて食べます。ウサムギョプサルは1人前11,000ウォン、2人前からの注文です。
ポソクチョン
解放感いっぱいの屋上で黒豚焼肉
ポソクチョンはソウル高速ターミナル京釜線の10階屋上にある、黒豚焼肉のお店です。晴れた日にはNソウルタワーを見渡すことができ、解放感抜群。肉は韓国南部の智異山(チリサン)の黒豚を使用。カン・テヒョン社長が毎日注文した分量づつ、高速バスで届けられます。輸送の際に冷凍保存しておらず、それが新鮮で美味しいと評判で、テレビ番組でも紹介されました。炭火で一気に焼き上げることにより、コラーゲンと赤みが食欲を増進させてくれます。お肉本来の味を楽しむなら塩で、包み野菜に包んで食べるならヘルシーな味わいです。