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豊かな自然と建立時の面影が残る世界遺産・昌徳宮
昌徳宮は1405年に朝鮮王朝の正宮、景福宮の離宮として建てられました。文禄・慶長の役の際には昌徳宮も他の宮殿とともに全焼してしまいましたが、正宮である景福宮の土地が不吉だとして再建されず、その後約270年間にわたり昌徳宮が正宮として使用されました。中国の宮殿と同様、平坦な土地に左右対称に建てられた景福宮とは異なり、自然をそのまま生かして建物を配置した韓国らしい部分が評価され、1997年には韓国の宮殿のなかでは唯一ユネスコ世界遺産に登録されています。保存状態がよく建立当時の面影が残る宮殿で、自然と調和した美しい景観を楽しむことができます。

昌徳宮は約4万3000平方メートルの規模を誇り、一般観覧と昌徳宮後苑(秘苑)特別観覧の2つのエリアに分かれています。宮殿の風景と自然豊かで四季折々の姿を楽しめるのが特徴です。一般観覧エリアは自由に見て回ることができ、より詳しく知りたい方は英語・日本語・中国語のガイドによる解説を聞いてみるとよいでしょう。後苑はガイドツアーのみ可能で一般観覧券に加え、別途5000ウォンの観覧料金が必要です。

[昌徳宮一般観覧・日本語案内]
*日本語:12時30分
*所要時間:約1時間

[昌徳宮後苑・日本語案内]
*日本語:10時30分、13時30分、16時15分
*所要時間:約1時間30分(最終回は1時間)

昌徳宮のホームページで、iPod対応の音声案内ファイルをダウンロードすることができます。

<ガイドの説明を聞く観光客 >

<世界遺産・昌徳宮 >




敦化門
敦化門(トンファムン)は昌徳宮の正門として1412年に建立されました。文禄・慶長の役の後、1608年に再建された当時のまま残っており韓国の宮殿のなかで最古の正門です。当時は儀礼の際に出入口として使用されていました。中央の扉は王、左右の扉からは高官だけが通行でき、臣下たちは西側に位置する金虎門から出入りしました。2階には朝鮮時代、太鼓と鐘が置かれており正午の時刻や通行禁止の時間などを知らせるために使われていました。通行禁止には28回、解除には33回の鐘が鳴らされたそうです。

闕内各司
闕内各司(クォルネカクサ)は宮廷内に建てられた官庁です。王を近くで補佐するために特別に内部に位置しています。歴史や経典について議論する弘文館や、外交文書などの公文書を作成する藝文館、医療を扱う内医院(薬房)などがあります。


錦川橋
錦川橋(クンチョンキョ)はソウルに現存する最古の石橋で1411年に創建。神聖な宮廷の中と外を分け、体を清めるための意味として小さな川が流れていました。錦川橋はその川に架けられた橋です。鬼神を追い払うために動物をかたどった彫刻が置かれています。


仁政門/仁政殿
仁政殿(インジョンジョン)は昌徳宮の正殿で王の即位式や外国使節との接見などの儀式が行われていました。内部は1908年に改装され、西洋式の電灯などがみられます。仁政殿へと向かう道の中央は王が通る道。他の部分よりも少し高くなっているのはそのためです。道の左右には位が書かれた石が並んでいますが、これは官吏たちが整列するための目印となるもので、品階石といいます。



<西洋式の電灯 >

<仁政殿からソウル市内のビルを望む >

<国宝225号仁政殿 >
宣政門/宣政殿
宣政殿(ソンジョンジョン)は王が日常業務を行っていた執務室です。屋根に青瓦が使用されているのは宮殿のなかでここが唯一です。内部では月と日が背景になった「日月五嶽図」と呼ばれる絵を背景にして王が座りました。その左右は文官と武官の席で、ここで王と論議を行いました。その記録は史官が行い朝鮮王朝実録としてまとめられました。





煕政堂
煕政堂(ヒジョンダン)は王の寝殿として建てられましたが、のちにここで日常的な政務が行われました。内部は西洋式の装飾になっています。1917年の火災後に景福宮の康寧殿を移築したものです。







大造殿
大造殿(デジョジョン)は王と王妃の寝殿です。板の間を境に西側は王妃が、東側には王が住んでいました。1917年に焼失したのち、景福宮の交泰殿を移築しました。スラッカンと呼ばれる王の食事の調理場など内部も西洋式になっています。朝鮮最後の王、純宗はこの場所で息を引き取りました。




誠正閣
誠正閣(ソンジョンガク)は皇太子が学者たちと儒学を勉強した場所です。日本統治時代には仁政殿の内側にあった内医院)がここに移され、王や王妃たちが治療を受けました。診察を受ける宮中の女性のために、男性の医者だけではなく女医もいました。




樂善斎
樂善斎(ナクソンジェ)一帯は1847年に24代王憲宗が自身と王妃、側室の住居として建築したものです。最後の朝鮮王、純宗(スンジョン)の妃である純貞孝皇后が1966年まで、最後の皇太子、李垠(イ・ウン)に嫁いだ日本の皇族出身の李方子(梨本宮方子)もここで晩年を過ごしました。



観覧時間および料金
観覧時間および料金

<一般観覧>

観覧時間
4月~10月:午前9時から午後6時30分
11月,3月:午前9時から午後5時30分
12月~2月:午前9時から午後5時
入場は閉場1時間前までです。

[観覧料]
*大人(19歳以上):3000ウォン/団体10人以上の場合2400ウォン
*小人(満7歳〜18歳):1500ウォン/団体10人以上の場合は1200ウォン

<後苑ガイドツアー>

昌徳宮後苑・日本語案内
*日本語:10時30分、13時30分、16時15分
*観覧料金:大人(19歳以上)5000ウォン、小人(7歳~18歳)2500ウォン


東宮マル(カフェ)
昌徳宮内にあるカフェ。伝統雑貨やお土産品を購入できる売店とカフェが一体になっています。見学の途中にここでひと休みするのもよいでしょう。





昌徳宮の詳細情報

店舗名 昌徳宮  (チャンドックン/창덕궁)
観光エリア 三清洞・北村
住所 서울특별시 종로구 율곡로 99번지
ソウル特別市鍾路区栗谷路99番地
地図を見る
アクセス 地下鉄3号線安国駅3番出口 徒歩5分
地下鉄1,3,5号線鍾路3街駅6番出口 徒歩15分
電話
02-762-8261 (+82-2-762-8261)
FAX 02-762-2070
ホームページ http://www.cdg.go.kr
営業時間 4月~9月  09:00~18:30
11月、3月 09:00~17:30
12月~2月 09:00~17:00
* 入場券販売は観覧終了時間の1時間前まで
予約
定休日 月曜日
クレジットカード VISA/MASTER/JCB/アメックス
言語対応 一部スタッフ可
入場料 [観覧料]
*大人(19歳以上):3000ウォン/団体(10人以上)の場合2400ウォン
*小人(満7歳〜18歳):1500ウォン/団体(10人以上)の場合は1200ウォン

※統合観覧券10000ウォン
景福宮、昌徳宮(後苑含む)、昌慶宮、徳寿宮、宗廟に入場可能
有効期間:購入日から1カ月以内
駐車場 あり 
備考 バリアフリー施設:車椅子対応トイレ、車椅子レンタル(無料、入口にて)、スロープ一部(秘苑はスロープなし、道に傾斜あり)
記事公開日 2012-09-04  最終更新日 2012-09-04
※上記の観光地情報は予告なく変更される場合があります。





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