ソウル・西村（ソチョン）。韓国最初の王宮「景福宮（キョンボックン）」と韓国の大統領官邸「青瓦台（チョンワデ）」のお膝元に広がるこの地域は、穏やかで落ち着いた時間が流れるエリア。近年韓国内外問わず、多くの人々が観光に訪れるようになってきました。今回ワウソウルが訪れたのは、そんな西村のメイン通りに位置する駐車場の一角に、ひっそりとたたずむ、とある展示ルーム。「ビンテージ工房」と名付けられたこの場所には、オーナーさんが幼い頃からコレクションしてきた昔ながらのアイテムがずらりと並べられています。

「ビンテージ工房」は、注意して歩かないと見落としてしまうほど奥ばった所に位置しています。こぢんまりとした空間ではありますが、ここには思わず“懐かしい！”と声を上げてしまうようなレアなアイテムが豊富に並べられています。元々は趣味でこれらを収集してきたというオーナーさん。自分だけで鑑賞するよりも多くの人々とこの世界観を共有したいという思いから、約4年前に工房をオープンしたといいます。アイテムの一部は販売も行っているので、気になる商品がある場合は、ぜひ尋ねてみるとよいでしょう。

工房の奥にはオーナーさんの作業スペースが設けられていて、ここではハンドメイド雑貨の製作が行われています。メインとなるのはトートバッグで、可愛らしい絵柄の、世界に1つしかないオリジナルバッグに出会うことができます。一針一針、愛情を込めて作られるハンドメイド雑貨。旅の思い出におひとついかがでしょうか？
古きよき時代にタイムスリップできる空間「ビンテージ工房」。入場料は無料なので、ぜひ西村散策の際には合わせてお立ち寄りください！