高級ブティックやファッションブランドのお店が多いことで有名な街、ソウル・三清洞（サムチョンドン）。今回は、そんな三清洞の一角に建つとってもおしゃれなバッグの専門店「THAVMA（タマ）」にお邪魔しました。まるでショールームを兼ねた洗練されたイメージの店内には、多様なデザインのバッグが並べられています。「THAVMA」のバッグのセンスのよさは韓国国内ではすでに有名で、その火付け役となったのは、韓国を代表する有名女優やタレントたちなのだといいます。さっそくワウソウルスタッフとともに覗いてみましょう！

「THAVMA」は、「高品質でありながらもシンプルなデザイン」・「シックでありながらも実用性の高い機能」・「母と娘が共有でき、流行に流されないデザイン」・「どんなスタイルにも合わせやすいデザイン」・「若年層から年齢を重ねた方まで幅広い年代の女性たちに愛されるブランド」をコンセプトに掲げ、毎年続々と新しいデザインのバッグをリリースさせています。バッグ類の価格は25万～90万wonと幅広いのですが、どんなに高額のものでも100万won（10万円弱）を超えないのが「THAVMA」の魅力の1つだといえるでしょう。

前述したように「THAVMA」には多くの芸能人たちが足しげく通います。右の写真のバッグは歌手BoAも愛用している上に、少女時代のスヨンが空港ファッションに取り入れたことで有名になりました。「THAVMA」によく訪れる芸能人には、女優チェ・ジウ、ファン・ジョンウム、歌手オム・ジョンファなどがおり、近年ではドラマ「職場の神（韓国版ハケンの品格）」の劇中にも登場したバッグが人気を集めています。ファン・ジョンウムにいたっては「THAVMA」のバッグをいくつも所有していて、下に紹介するバッグはそのうちの1つだといいます。

ファッションにアクセントを加えてくれるアイテムはバッグだけではありません。財布やポーチといった何気ない小物のひとつひとつも「THAVMA」で決めてみるとおしゃれ度がぐんとアップします。財布類の価格は19万won代からで、負担なく購入することができます。

「THAVMA」ではキュートなアクセサリーも取り扱っています。しかしこれらは「THAVMA」から発表されたものではなく、韓国の人気アクセサリーブランド「twiinky」や「Stellar JEWELRY」のアイテムが中心なのだそう。アクセサリー類の価格は3万wonから。プレゼントにも喜ばれそうですね。

「THAVMA」は2010年にデザイナーのイ・スジョン氏の手によって立ち上げられました。最初は小さなセレクトショップの一角で「THAVMA」のバッグを数点販売していたものが徐々に有名になり、その後テレビショッピングでも取り上げられ、ますます韓国の女性たちの目に触れる機会が多くなりました。現在は「現代百貨店本店」と「現代百貨店貿易センター店（江南）」にも店舗を構え、今回紹介した「三清洞店」と「カロスキル店（江南）」はショールームを兼ねた大きなショップとしてオープンしました。観光の合間に「THAVMA」を見つけたらぜひ、立ち寄ってみてください。きっとその魅力にハマってしまうこと、間違いありません！