昔ながらの韓国の街並みが生きる、ソウル・北村（プクチョン）桂洞（ケドン）エリア。ここにはおしゃれな飲食店やショップが多く集まっていることから、若者たちのデートコースとしても人気が高い街です。さて、今回ワウソウルがご紹介するのは、そんな桂洞の一角にある、デザイナージュエリーサロン「Society of Golden J.（ソサイエティーオブゴールデンジェイ）」です。レンガ造りのモダンな店構えに、ちょっぴり珍しい形をしたジュエリーがショーウィンドーを飾ります。

「Society of Golden J.」は、2012年8月にキム・ホジンデザイナーの手によって誕生し、2013年1月に桂洞のこの場所にお店をオープンしたブランドです。これまでニューヨークでイラストレーターの勉強に励んできたというキムさんが、その当時に学んだ純粋な美術感覚をジュエリーのデザインに活かすことはできないか？という思いで作り上げたブランドであるため、アイテムひとつ取ってみても、他のジュエリーブランドでは見かけることはできないユニークなものばかりが揃います。これらのジュエリーのひとつひとつには個性的な特色と物語が込められているといいます。

「Society of Golden J.」で販売されているジュエリーは、それぞれ4つのコンセプトに分けられたシリーズで展開されています。本物のサファイヤや18Kゴールド、14Kゴールドを使用した「Preciaus J」をはじめ、遊び心ひろがる「FUN & FUN」、パーティードレスなどの装飾に最適な「VIva La Vintage」、普段使いでも飽きのこない「Simply SGJ」があります。「Society of Golden J.」は、身につける方のスタイルに合ったジュエリーがきっと見つかるという意味から“ジュエリーショップ”ではなく、“ジュエリーサロン”という表現をしているのだといいます。

「Society of Golden J.」は、日々の生活をもっと楽しく、美しいものにしたいという願いが込められて誕生したブランドです。お店ではキム・ホジンデザイナーが自由と芸術をモチーフにして描いた絵画やポストカードも販売されているので、注目してみてください。20代から60代と幅広い世代の人々に愛される「Society of Golden J.」。今後は、男性向けのジュエリーも随時発表されるとのことなので、ますます期待が高まりますね。ジュエリーには刻印も可能なので男女問わず、特別な日の贈り物や、記念の一点を探してみるのにもよいでしょう。三清洞（サムチョンドン）・北村（プクチョン）散策の際にはぜひ、お店に足を運んでみてください。