近年、高い注目を浴びるようになったソウルの観光スポット・北村（プクチョン）。隣接する三清洞（サムチョンドン）と共に、カフェやセレクトショップを巡るのにイチオシのこの地域に、2014年1月、とってもおしゃれなステーショナリーショップがオープンしました！お店の名前は「PAPERPACK（ペーパーパック）」。“紙”をメインに織り成される、個性的で可愛らしいアイテムが揃います。

「PAPERPACK」が誕生したのは2008年のこと。2名の作家さんによる共同運営でオンラインショップからスタートし、各地域のイベントや展示会においても対面販売を行うようになり、ついにここ北村にオフラインショップがオープンしました。韓国国内においての「PAPERPACK」は現在もオンラインショップのイメージが強いため、すべての受注、発送もこの場所から行う、いわば事務所兼ショールームとしての役割を果たしているといいます。

「PAPERPACK」を代表する定番アイテムは、ノートとダイアリー。スマートフォンやタブレットの時代となりましたが、やはり我々に最も身近なメモツールといえば“紙”。いつでも持ち歩いて、すぐに取り出せるこれらのアイテムも、“単なるメモ帳”という概念でなく、こんな小さな持ち物でもデザインや個性が光り、これを見た人が思わず「オシャレだね！」と言ってしまうような、こだわりの商品が揃います。ノート・ダイアリーの表紙デザインにはそれぞれスタイルの異なる作家さんが付いていて、きっと自分好みのアイテムに出会えること間違いありません！

「PAPERPACK」の基本は紙！カードやステッカーは他ブランドでもよく見かけますが、インテリア雑貨までもが紙でできているのは「PAPERPACK」ならでは。組み立て式で楽しめる雑貨からアイデア商品まで、見ているだけでもワクワクするアイテムが並びます。これがまさにオンラインショップだけでは充分に感じることのできなかった、ブランド力と言えるでしょう。

かつて、多くの技術者や芸術家が暮らしたとされる北村という地域柄、周辺には各分野で活躍する作家さんたちのアトリエやお店が集まります。しかし、なんとなく格式が高く、価格も高額で、足を踏み入れにくい印象を持つのもまた事実。特に若年層の人々にとっては、気軽なショッピングをしにくいと感じることも多いでしょう。しかし、ここ「PAPERPACK」は、若いデザイナーさんが展開する、よい商品・可愛いデザイン・低価格と3拍子揃った勢い溢れるブランド！誰もが負担なく立ち寄れ、そしてまた来たいと思えるようなお店です。ぜひ、北村散策の際の訪問リストに追加してくださいね！