狎鴎亭洞ロデオ通りの近くに芸能人も好んで訪れる店がひとつあります。それはまさに手作り帽子のお店、kAoRi（カオリ）。ここの帽子はすべて手作業で製作されるため、世界で一つしかない帽子がこのお店の“ウリ”。さらにこのショップの帽子はファッショニスタや芸能人たちから愛されています。

韓国のトップスターならkAoRiの帽子をかぶっていない人がいないといっても過言ではなく、雑誌やファッションショー、ドラマなどでも帽子ならkAoRiといわれるほど認められています。特にチャン・グンソクとイ・ビョンホンはkAoRiの帽子のマニアとして有名。チャン・グンソクはフジテレビ系の「SMAP×SMAP（スマスマ）」に出て、このお店のデザイナーが作った帽子を紹介したこともあります。

kAoRiとは日本語の「香り」。帽子がファッションとストリートとが調和をなすように感じられる“都市の香り”をイメージして命名されたブランド。kAoRiのデザイナー、イ・ヒョンリョルさんは日本の東京文化服装学院ファッション工芸科で帽子を専攻し、日本のデザイン会社で帽子を企画した経歴がある日本と縁の深いデザイナーです。

kAoRi（カオリ）の帽子は繊細なディテールと独特なシルエット。一風変わった趣とエンターテインメント性が感じられるのは、選りすぐりの素材とパターンの変化にあります。帽子ひとつひとつにデザイナーの真心と愛着が染みついて見えることが、まさにこのお店の帽子の魅力。商品を見れば、きっとkAoRiの帽子の魅力にはまってしまうことでしょう。
kAoRiの帽子の価格帯: 10万ウォン中盤～20万ウォン中盤

どこかにあるようだけれども他の店では見つからない。一見スタンダードな印象ながらも、帽子をかぶってみると、“こんなものもあるんだなぁ”と思えるものを作りたいというkAoRi（カオリ）。派手ではないですが、その中に隠れた真の魅力がわかるというセンスある方にぜひ訪れていただきたいお店です。