仁寺洞のサムジキル1階にある「古誾齋（コウンジェ）」。店に入る前から石鹸の香りがほのかに漂っていて、ドアを開けて入るといくつもの石鹸の香りが混ざり合った幻想的な香りが、疲れた心や体を癒してくれるような気分になります。

「古誾齋」は本場韓国よりも、日本での方が有名だと言っても過言ではないお店です。韓国に旅行に来た日本人の口コミによって、ガイドブックや雑誌にも紹介されており、韓国に行くたびに必ず「古誾齋」に寄って、再購入する日本人のお客も多いといいます。そこで「古誾齋」は日本でも「古誾齋」の石鹸を購入できるようにサイトを運営しています。（http://www.gounjae.com）

また山田優さんや西山茉希さんなど日本の有名芸能人も韓国に行くと「古誾齋」を訪れるということなので、この機会に是非、訪ねてみてくださいね。

「古誾齋」に入ると驚くの棚いっぱいに陳列された竹筒です。初めて見るとインテリアかと錯覚してしまいがちですが、この竹筒がまさに「古誾齋」石鹸の秘訣！「古誾齋」石鹸を竹筒に入れて500日以上かけて熟成させます。石鹸を作るためには毒性のある苛性（かせい）ソーダを使うことが不可避ですが、竹に入れて熟成をさせればさせるほど、この苛性ソーダの成分が弱くなり、石鹸がよりなめらかになり、肌に刺激を与えず、より栄養価の高い石鹸になります。この竹筒には石鹸が作られた日付が書かれています。熟成期間が長い竹は割れて変色し、香りはなくなります。これを再び溶かした後、天然の香りを加えて作った石鹸の形は私たちがよく目にする石鹸の形なので、より信頼が持てます。

「古誾齋」の信念は天然の素材で科学物質や人工香料は絶対に使用しないこと！「古誾齋」石鹸は100％自然から授かった最上のクオリティーの天然ハーブとオリーブオイル、漢方薬の材料のみを使用して作られています。

店内には約70種類の多様な製品があります。それぞれの石鹸は特別な効能を持っているため、石鹸を選ぶ際は、店員に自分の肌の状態について話してください。「古誾齋」の店員はみんな日本語が上手です。しっかりとチェックを受けてから自分に合う石鹸を選ぶことが何よりも重要です！

1.マッコリ：マッコリ石鹸はマッコリ酒で作るのではなくマッコリの原料である麹という酵素で作る石鹸です。肌の回復と再生、特にしわの改善に良いです。価格10,000ウォン。

2. 紅参：サポニン成分が配合されており、肌の老化や過酸化を抑制し、肌を若返らせてくれます。価格は13,000ウォン。

3.アボカドヨーグルト：刺激が少なく敏感肌やトラブル肌によく、肌保水力と吸収力が良く、角質や厚い肌にもよく染み込み、柔らかくします。価格は12,000ウォン。

1.アルガン：優れた坑酸化作用で、老化の主原因であるフリーラジカルを取り除く“お掃除係”の役割をします。天然ビタミンEが入っており、傷ついた肌におすすめです。価格150,00ウォン

2.フィトンチッド：免疫力を高めてくれるヒノキと角質と皮脂除去に優れたローズマリー、そして毛穴を引き締めてくれる栗の皮で作った健康石鹸です。価格は13,000ウォン。

3. ヘーゼルナッツ＋甘菊：不飽和脂肪酸の含量が高く、保湿効果がとても優れたへーゼルナッツオイルで作った石鹸です。一緒に含まれる菊は抗酸化効果が優れていて、肌を健康に守ってくれます。価格は17,000ウォン。

石鹸を作ることが楽しくて、その石鹸を愛してくれる人がいたことが、この仕事を始めるきっかけになった社長。そのため、現在も幸せな心で石鹸を作っているといいます。「古誾齋」の石鹸の種類は数えきれない程に多様ですが、1つ共通点があります。それはまさに“社長の幸せな心”が入っている、ということです。