韓国の街を歩けば、いたるところで茶器や陶磁器をよく目にしますが、そんな昔ながらのスタイルにとらわれないとても斬新で遊び心溢れる陶磁器を扱うお店があります。それは、今回ワウソウルがご紹介する「CLay in PLay（プレイインクレイ）」。陶芸作家のチェ・ミヒョンさんの工房兼、展示室でもあります。かつては、三清洞（サムチョンドン）エリアに構えていたお店を、景福宮（キョンボックン）を越えて西村（ソチョン）・ヌハ洞にお引越し。落ち着いた雰囲気ただようこのエリアで新しいスタートを切りました。

「土のなかから生まれる楽しみ」をキャッチコピーに掲げる「CLay in PLay」は、チェ作家が2000年よりアメリカ・ニューヨークで学んだ現代陶芸がベースとなっています。ユーモアに富んだ作品たちは誰もが気軽に手に取り、生活の一部として長く使用できるようにと願いが込められています。

湯のみは20,000～30,000ウォン、お皿は30,000～50,000ウォンとおみやげとしても、また自分用としても購入しやすい価格設定は、旅行者にとっても嬉しいもの。そのすべてがお店の奥に設けられた工房で生まれた手作りの作品ですから、きっと特別な記念になることでしょう。ついついセットで買い揃えたくなるような可愛らしい商品が目白押しです。花瓶やティーポットはインテリアとしても取り入れたいですね。

「CLay in PLay」では、茶器・陶磁器以外にもバッグや雑貨などといったアイテムも揃います。やはりこれらすべてが専門のアーティストたちによる、手縫いのものや天然染色が施されたもの。他店では手に入らない個性的で珍しい作品に、ぜひ出会ってみてください。

「CLay in PLay」は工房も兼ねていることから、興味のある方へ向けての特別陶芸講習も実施しています。本格的に学んでみたい方はもちろん、1日体験からでも参加することができるので、ぜひこの機会に趣味の幅を広げてみてはいかがでしょうか？

作品：湯のみ・お皿
費用：30,000ウォン～
言語：韓国語・英語・簡単な日本語
問い合わせ：010-9180-0955（チェ・ミヒョン作家）

※製作にかかる時間は1時間ほどですが、作品を2回窯で焼き1週間以上乾燥をさせる必要があるため全工程に2週間ほど時間を要します。そのため、長期滞在者および在韓日本人の方に限って受講を受け付けます。