ソウル・梨大（イデ）。若い女性を中心に人気のこのエリアに2014年、一軒の靴屋さんがオープンしました。お店の名前は「Bate（バートゥ）」。オーナーのキム・ビョンチョルさんのお父さんが1960年代から革靴一本でこの道を開き、これまで大手メーカーや小売店に出庫する形で靴を世に送り出してきましたが、この度、梨大に初のロードショップを構えることになりました。

人々が多く行き交うメインストリートのすぐ近く、外から見てもデザインの映える店構えは、思わず立ち寄ってしまいたくなる魅力に包まれています。すべての靴にプライスカードがしっかり表記されていて良心的な上に、中国語や日本語でも案内文が書かれているのも外国人旅行者が多く訪れる、梨大の街ならでは。オーナーさんは、英語と中国語、日本語も少々話せるそうなので安心ですね。

現在は女性靴のみを作っている「Bate」。革靴だけど堅苦しくなく、デイリー使いに活躍しそうなアイテムばかりが揃います。ローファータイプの靴は学生さんにもおすすめです。新しいデザインが続々と登場するのも特徴的で、カラーも豊富に揃うので、色違いでもう一足！なんて欲求に見舞われることも。

バレーシューズタイプからウォーカータイプまで、その日のファッションによって使い分けることができる「Bate」の靴。価格も59,000ウォンと69,000ウォンに定められているため購入しやすいのですが、なによりも、実際に履いて、本当に気に入ったものを手に入れてほしいと、オーナーさんは話します。足のむくみの状態はどうか、普段はどれぐらい歩くのかなどを聞き出し、購入してから起きるトラブルに備えて親身にアドバイスしてくれるのが「Bate」の最大の魅力です。こちらの靴は“一生A/S”という、履いている限りずっと受けられるアフターサービスが保障されています。

革靴は可愛いけれど、硬いのが苦手で避けてきたワウソウルスタッフも、こちらのウォーカータイプのシューズを履いてみたところ、足をすっぽり包んでくれるような感覚が心地よく、即決で購入してしまいました。初の革靴となりましたが、購入後1ヶ月、さらに足にフィットするようになり、履き心地がアップしました。底面は特殊なゴムになっているのですべりにくく、歩き方に偏りがあっても片方のみがスリ減るといったこともありません。ぜひ、梨大にお越しの際は「Bate」に立ち寄って、自分だけの一足を見つけてみてくださいね。

※一部の掲載写真は「Bate」より、提供していただきました。