ソウル・弘大（ホンデ）。最寄りの地下鉄2号線「弘大入口（ホンデイック）」駅周辺は、言わずと知れた若者に人気の観光スポットではありますが、そこから10分ほど足を伸ばしたこのエリアは「延南洞（ヨンナムドン）」と呼ばれ、昔ながらの街並みが現存し、こだわりのお店が多く集まっていることで注目を浴びています。今回ワウソウルがお邪魔したのは、そんな延南洞の街にひっそりとたたずむ一軒のお店「1st4pril（ファーストエイプリル）」。とてもとても小さなお店でありながらも、ここでは乙女心をくすぐる多様なアイテムに出会うことができます。

注意深く歩いていないと通りすぎてしまいそうなほどの小さなお店ではありますが、外から見ても緑の植物とインテリアが可愛らしく、なんのお店だろう？と道行く人々の足を止めてしまう魅力に溢れています。

「1st4pril」ではおもに、手作りの革工芸品とちょっとしたインテリアによく似合うキャンドルなどが販売されています。革工芸品の場合はオーダーを受けてからの製作がメインとのことで、その場で購入することは難しいそうなのですが、1週間から10日ほどで希望のアイテムを作ってもらえるので、長期の韓国旅行を計画中の方であれば気軽に訪ねることができるでしょう。革工芸の経歴を8年積んだオーナーさんによるオリジナリティ溢れる作品があなただけのものになるチャンスです！また、お店の奥は工房になっていて、希望であれば1日体験として革工芸とソイキャンドル作りに挑戦することもできます。

可愛らしいアイテムで溢れかえる店内。足元に目をやると緑の植物で溢れています。ここでは「植物病院」として、近所の人々が持ち寄った“元気をなくした植物”を生き返らせるサービスを行っているのです。枯れてしまったり変色してしまった鉢植えの植物たちは残念ながら捨ててしまわれがちですが、ここでは知識を積んだオーナーさんによる手当てで、元気を取り戻すことができるというのです。革工芸とインテリアが共存する「1st4pril」。お近くへお越しの際はぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか？