韓国の伝統と文化が生きる街として知られるソウル・北村（プクチョン）。隣接する三清洞（サムチョンドン）とともに、外国人旅行者たちにも大人気のこのエリアには、実はデートスポットとしてもおすすめしたいおしゃれなお店もたくさん集まっています。今回ワウソウルがご紹介するのは、そんな北村の街に2014年7月にオープンしたばかりのスタイリッシュカフェ「Tia Pol（ティアポル）」。散策に訪れる人々が多いという地域柄、テイクアウトドリンクが人気を呼んでいるカフェです。

ホワイトとブラックで統一されたインテリアに、こぢんまりとした店内。カフェというよりも、プライベート空間としてのイメージが強いこの「Tia Pol」は、通うほどに愛着が沸いてくるお店！まさに“行き着けのお店”という言葉がぴったりで、いつもさわやかなスタッフさんがお出迎えしてくれるのも好印象。大切な恋人を連れて、スマートにティータイムを楽しむのにもおすすめです。現在は午後8時までの営業を行っていますが、今後はお酒も楽しめるバーとして、新しい姿を私たちに見せてくれる計画があるそうです！

お店に足を踏み入れて真っ先に視線がいくのは、大きな綿あめ機！日本でも夏の風物詩、お祭りの代名詞としておなじみのこの機械に「Tia Pol」で出会えます。ここでは、+500ウォンでドリンクの上に綿あめをデコレーションしてもらうことができます。そのまま食べてもよし、ドリンクに溶かして飲んでもよしと楽しみ方は自由自在！コーヒー類以外のドリンクはワンサイズのみのジャンボカップで提供されるのが「Tia Pol」の特徴です。
←ブルーレモネード：5,500ウォン

果実のフレッシュ感をそのまま楽しむことができる「ジャモンエイド（グレープフルーツエイド）」に、豊富な穀物の恵みをまるごといただける「ミスッカルフラペチーノ（穀物フラペチーノ）」もまた「Tia Pol」を代表する人気メニュー。美味しく飲んで健康にも嬉しいドリンクメニューは、美容やダイエットに敏感な女性たちの強い味方となってくれるはず！
・グレープフルーツエイド（写真左）：5,500ウォン/・穀物フラペチーノ（写真右）：5,000ウォン

「Tia Pol」と名付けられた店名は、オーナーさんとその彼女さんが出会ったニューヨークの「Tia Pol」という名のお店に由来しているといいます。出会った頃の気持ちをそのままに、愛を伝え続けるオーナーさんの思いが込められています。また、店内で一際目を引く犬の絵画、これにもまた特別な意味があります。オーナーさんが遺棄犬センター（保健所）をまわっては、捨てられた多くの犬たちの姿をカメラに収め、その写真をもとにオーナーさんの友人である画家が彼らの姿の一部ずつを合成しながら一枚の絵を完成させたものだといいます。この絵には、ただ可愛いだけでなく、痛みや苦しみを抱く彼らの姿が表現されています。小さいけれども、たくさんの思いが込められた北村の「Tia Pol」。お近くへ立ち寄った際は、ぜひお店の方へも足を運んでみてください！