韓方に関心がある方ならすぐに目にとまるお店があります。それはまさに韓方茶専門店Tea teraphy行廊（ヘンラン）です。Tea teraphy行廊では韓方医学を使用し、約200種類の韓方材料のなか、約20種類を厳選。ハーブのように出せる韓方材料のロースティング方法を開発しました。韓医院とカフェを結合した複合文化空間で狎鴎亭本店の「Tea teraphy（ティーテラピー）」に続き、2010年に三清洞のすぐ横の安国洞（アングクドン）にオープンしました。

店舗は韓国の第5、6代大統領、尹潽善（ユンボソン）の生家、 行廊（ヘンラン）チェを改造して作られました。ヘンランチェの門を開けるとほのかな韓方の香りがまずお客さんを迎えます。洗練された雰囲気と韓方茶の香りが絶妙に調和をなし、心の安定を与えてくれるTea teraphy 行廊。韓国の伝統韓方茶でヒーリングされる自分を感じてみてください。

* 行廊（ヘンラン）チェ: 韓国伝統住宅で大門の両側または玄関の脇にある建物で、使用人が住んでいたところ。

Tea teraphy 行廊（ヘンラン）には多様な韓方茶があります。お茶を選択する方法として、ティーテラピーの体質マップを活用することがあります。体質マップの内容を読み、自身に合う内容に沿ってたどっていくとよいでしょう。最終的に出てくる十字架の色が現在の体の状態です。メニューではそれぞれの韓方茶に入っている薬材と効能について詳しく説明されているので、しっかり確認し体質マップが示した色をもとに自分に必要なお茶を選んで飲んでみてください。

Tea teraphy 行廊（ヘンラン）ではティーテラピストとの相談を通して、自分の体質に合うお茶を推薦してもらえる「私だけのお茶」プログラムがあります。このプログラムを行う場合は事前予約が必要で、時間は1時間から2時間なので余裕を持っていくとよいでしょう。私だけのお茶の価格は30,000ウォンです。

「私だけのお茶」プログラムの順番
1. チェックリスト作成
2. ティーテラピストとの相談
3. お茶のブレンディング
4. お茶の味見
5. お茶の包装(15～20回分)

どんなに良いお茶でも体質に合わないお茶を飲むのは体に害を与えることもあります。ティーテラピーで自分に合うお茶がどんなものかを丁寧に探り、体を健康に保ってください。