仁寺洞の隠れ家カフェ 本格伝統茶を楽しみたい方へ ソウル・仁寺洞(インサドン)は、韓国の伝統文化が生きる街として有名で、メインストリートのみならず四方に広がる路地裏のひとつひとつまで興味深く探索できるディープな街です。近年は、外国人旅行者が多く集まる街として注目を浴びるようになり、そんな人々が散策しやすく、また買い物を楽しみやすい街へと変化してきました。街の至るところで外国語が飛び交う、韓国旅行がはじめての方へも優しい街です。
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今回ワウソウルは、そんな仁寺洞の街を20年以上見守り続けてきたという伝統茶の専門店「三花嶺(サムファリョン)」をみなさんにご紹介しようと思います。
仁寺洞でながくお店を経営されてきた店主の方々はみな口々に「昔の仁寺洞はもっと良かったですよ。」とおっしゃいます。おすすめのお店を尋ねてみても「あの角を曲がって路地に入って・・・」という具合。「三花嶺」もまたそんなお店のひとつで、まさに知る人ぞ知る、隠れ家のようなお店なのです。
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1991年にオープンした韓屋カフェ 「三花嶺」は韓国の伝統家屋である韓屋(ハノク)スタイルのカフェとして1991年に現在の場所にオープンしました。お茶をこよなく愛する店主のキム・グンジャさんが茶器のひとつひとつにこだわって、訪れた人が最上級のティータイムを過ごせるよう研究を重ねれきたお店です。インテリアも美しく、ふと時間を忘れてしまうよう空間が流れています。
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美しい茶器にも注目! お店では、キムさんと親交の深い作家さんたちによる手作りの茶器も販売されています。価格は4,000ウォンから高額なものであれば100万ウォンを越えるものまであるとのことですが、美味しいお茶を飲むためならちょっぴり茶器にもこだわってみたいものです。
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ギャラリーとしても利用される店内 韓屋をおしゃれに改造したスタイルの店内は、木のぬくもりを感じる安らぎ空間。ここでは、韓国的な要素をふんだんに含んだ作品の展示会も定期的に行われるといいます。また、お店の奥はたたみになっていてゆっくりと足を伸ばして座れるのも魅力です。
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<メシル(うめ)茶> |
<メニューはうちわに> |
手作り茶でホッとひといき 「三花嶺」の五味子(オミジャ)茶、うめ茶、なつめ茶といった木の実や果実を使用したお茶はキムさんが実際に漬けたもの。それぞれの素材が旬の時期に漬け、美味しく熟成されたものだけを提供しています。韓国で古くから親しまれてきた伝統茶をそのままの製法で楽しめるのは「三花嶺」ならでは。これを目当てに訪れる日本人の常連客も多いのだといいます。これらすべてのお茶はもちろん美味しいのですが、飲む人の体質や体調、その日の気分に合わせて飲み分けることで、さらに身体にやさしく良い効果を発揮してくれるといいます。
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<智異山の緑茶 > |
<モグァ(かりん)茶 > |
<ボイ(プーアル)茶 > |
<センガン(しょうが)茶 > |
<ヨン(蓮)茶 > |
<五味子(オミジャ)茶 > |
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歴史の街、仁寺洞を訪れたら グルメにショッピングと余すことなく楽しむことのできる仁寺洞の街。しかし、メインストリートをただ通りすぎるだけではもったいない!小さな路地を歩いてみると、昔ながらのお店がたくさん並んでいます。街中の雑踏を忘れさせてくれる「三花嶺」のような静かなカフェをひとつ知っているだけで、たちまち韓国ツウになれますよ!ぜひ一度、お店に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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店舗名 |
三花嶺 (サンムファリョン/삼화령) |
観光エリア |
仁寺洞 |
住所 |
서울특별시 종로구 관훈동 84-20 ソウル特別市 鍾路区 寛勲洞 84-20 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄3号線 安国駅(アングクニョク、안국역、Anguk) 6番出口 徒歩3分
-6番出口を出て、進行方向に約90m直進し、左に曲がると仁寺洞メインストリートがはじまります。ストリートのなかを約110m直進すると左の角に「美昊(MIHO)」というギャラリーが見えます。その角を左に進入し、そこから約60m進むと右手に「三花嶺」があります。
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電話 |
02-722-1533(+82-2-722-1533) |
営業時間 |
12:00~22:00 |
定休日 |
第3日曜日 |
クレジットカード |
VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 |
簡単な日本語・スペイン語・英語可 |
総席数 |
20席 |
個室 |
なし |
座席のタイプ |
テーブル席・たたみ席 |
セット・コース料理 |
あり |
記事公開日 2013-10-18 最終更新日 2013-10-18
※上記のグルメ・韓国食堂情報は予告なく変更される場合があります。