近年、韓国にいながらも美味しい日本のラーメンが味わえるようになってきました。その代表として知られているのが「麺屋三代目」です。ソウルと釜山（プサン）に7店舗を展開（2015年9月現在）する人気店である麺屋三代目は、24時間以上煮込まれる豚骨スープと自家製麺を自慢とする本格的なラーメンやさんです。
今回は、若者たちに人気の「大学路（テハンノ）店」へお邪魔しました！

韓国ではまだ「ラーメンやさん」は少ない上に、麺屋三代目は、その美味しさも相まって昼食・夕食時には行列ができることもあります。パパッと手軽に食べられるラーメンですので回転率は速いのですが、お店の規模が小さいため、この点は心得ておきたいところ。メニューはすべて日本語で書かれていて、お店の方も「いらっしゃいませ！」とお出迎えしてくれるので、まるで日本にいるような感覚です。

20席にも満たない店内には、女性同士のお客さんの姿が多く見受けられました。豚骨ベースのスープは、韓国人の好みに合わないと言われてきましたが、最近はこれらも変化してきたようです。他のお店の豚骨は胃もたれがするけど、ここのラーメンは大丈夫！という声も聞こえてきました。威勢よく次々と運ばれていくラーメンたちを横目に、ワウソウルスタッフもお腹がグゥ～。

麺屋三代目では、日本独自の製法にこだわったラーメンを提供していますが、韓国人のお客さんからも愛される味付けにも寄り添っていることが伺えます。メインとなるのはこちらの「豚骨ラーメン」。これに加え「辛口ラーメン」や、韓国ではまだまだ珍しい「つけ麺」など、5種のラーメンと餃子が味わえます。
・豚骨ラーメン：7,000ウォン/大8,000ウォン

ラーメンの上には肉厚のチャーシューと半熟煮玉子、ネギ・チンゲンサイなどがのっていてボリュームも満点！底が深く、熱々に温められた器がラーメンを最後まで美味しく食べられるポイントのように感じました。小鉢に添えられたネギキムチがまた刺激となり、ラーメンの美味しさを引き立ててくれました！

韓国で美味しいラーメンを食べたい時は「麺屋三代目」へ、ぜひ足を運んでみてくださいね！