在韓フランス人の半分がここに住み、フランス村として有名なソレマウル。「プチパリ」と呼ばれるほどで、パリのとある小さな村を移してきたような可愛いオープンカフェと商店が集まっています。ソウルで最もロマンあふれるところとして人気急浮上中のソレマウル。フランス伝統クレープで人気を集めているモリナ(MAURINA)を紹介します。

15年以上フランスに住んでいたオーナーが、普段食べていたクレープの味を忘れることができず専門店をオープンしたのだといいます。このお店のクレープはフランス人が故郷で食べていた味に近いと認めるほどで、本場フランスの味がよく表現されています。インテリアもまたフランスの感性がふわりと漂います。ミントのような光を放つブルーの外観は遠くからでも目に留まり、まるでパリのクレープ通りに入ったような錯覚を呼び起こします。

店の横に置かれたエッフェル塔の模型は、何となく気になる小物の一つ。いつのまにか模型に気を取られ、カメラに収めようしている自分に気づくことでしょう。店のなかはフランスから空輸された小物がたくさん。特にフランスの国旗のように作ったカーテンはとても印象的です。

MAURINA（モリナ）では食事用クレープとデザートクレープがありますが、モリナの人気メニューはやはりデザートクレープ。その種類だけ見てもなんと10種類になります。このなかで最も人気があるのはバターと蜂蜜の香りがほのかに広がり、食欲をそそるQueen bee。クレープのなかに果実のトッピングが入ってないため、小麦粉でこねたクレープ本来の食感を最もよく感じることができます。甘い蜜の香りと香ばしいバターの香りの調和はとても幻想的です。Queen beeの価格は6,000ウォンです。

女性たちに最も人気が高いThank you Strawberry。クレープのなかにイチゴがたっぷり入っており、生クリームと一緒に添えて食べます。Monkey Businessはヨーロッパで“悪魔のクリーム”と呼ばれているほど愛されているニューデリーチョコクリームとバナナが入っているクレープです。その上にチョコシロップを振りまくため、甘いものが好きな方におすすめします。Thank you Strawberryは 9,000ウォン, Monkey Businessは8,000ウォンです。

クレープと相性の合う飲み物は、レモネードとアメリカーノ。甘みがなく、酸っぱさで目を瞑るほど、さっぱりとしたホームメイドレモネードは9,000ウォン。お好みにあわせて濃度を調節できるよう、エスプレッソとお湯が別々に提供されるアメリカーノは6,000ウォン。

ブルー、レッドのチェックのテーブルと店のなかところどころに飾られている小物を見続けているとパリの小さな食堂に入ってきたかのよう。フランス人も認めるクレープの専門店、MAURINA（モリナ）でクレープを食べながら、のんびりと今後の旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。