韓国旅行で欠かせないグルメには、お肉料理やチゲなどがありますが、食べ歩きができたり小腹が空いた時にぴったりの、いわゆるB級グルメも忘れてはいけません。今回ワウソウルはソウルの中心部、鍾路（チョンノ）エリアへやってまいりました。下町の雰囲気が残りながらも明洞（ミョンドン）や東大門（トンデムン）といった人気の観光スポットへも徒歩圏内のこの街に、トッポッキの有名店があると聞きつけ、お邪魔しました。

韓国語がわかる方であればその店名に驚いてしまうことでしょう。なぜならば「ネガトッポッキダ」というのは日本語に訳すと「私がトッポッキだ！」という意味。美味しさに自信あり、我こそが本当のトッポッキであることを主張するかのような、インパクトに溢れる名前です。

こちらのお店は現在（2014年1月）、大学路（テハンノ）と鍾路に店舗を展開しています。今回ご紹介する「鍾路5街店」は10席にも満たない小さなお店で、おかみさんと息子さんのお二人で運営されているといいます。

トッポッキといえばやはり真っ赤なアレが思いつくことでしょう。もちろんここでも赤いトッポッキは販売されているのですが、ぜひ注目していただきたいのがこちら「ペク（白）ポッキ」です。トッポッキが白い理由、それはカルボナーラソースで作られたトッポッキだからです。洋食のカルボナーラと餅が合うのかと心配になりますが、これがとっても美味しい！キノコや野菜、シーフードに加え、パスタ麺も入っていてボリュームも満点です！

トッポッキに続いて人気なのがこちらのティギム（天ぷら）。ギョウザ・イカ・エビ・さつまいも・海苔巻きからなる5種の天ぷらにピリ辛ヤンニョムソースがかかった一品です。カリっと揚がったティギムに油っこさはなく、おかしのような感覚でパクパク食べることができますよ！

「ネガトッポッキダ　鍾路5街店」は早朝7時30分から営業しています。朝食時には簡単に食べられるチュモッパプ（おにぎり）やコマキンパ（小さいキンパ）が人気だといいます。観光に出かける前や、夜食にもぴったりの「ネガトッポッキダ」。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか？