甘いものが大好きだ！という人がとっても多い韓国。個性的なおもしろスイーツの姿もよく見かけますが、今回は、ものすごく衝撃的な姿をしたパンを売っている、明洞（ミョンドン）のとあるお店をみなさにご紹介しようと思います！
お店の名前は「ハウルカペ」。カフェと、韓国のブランド牛である「韓牛（ハヌ）」がコラボしたお店ということなのですが、一体どんな繋がりがあるのでしょうか？

お店があるのは、地下鉄4号線「明洞（ミョンドン）」駅から少しだけ歩いたところ。飲食店や携帯電話ショップなどが連なる路地の一角に位置しているので、看板を目印にするとよいでしょう。こんなところにカフェが？とも思えるところなので、見落としがないように注意！

お店に到着すると、そこはカステラやパンのような甘い香りに包まれています。この「ハウルカペ」を代表するのは「韓牛パン」といって、牛の形をした手の平サイズのパン。1個800ウォンから販売されている韓牛パンは、ちょっと小腹が空いた時や、手土産にグッド！慣れた様子で箱買いしていくお客さんの姿も見受けられます。また嬉しいのは、一緒に販売されているドリンク類も2,000ウォンからとプチプラであること！テイクアウトのお客さんが多いそうですが、テーブルも少しだけ置かれています。

牛をモチーフにしているからといって、決してパンの中に牛肉が入っているわけではありません。パン生地は、カステラのような甘みがかったもので、5種類の韓牛パンが販売されています。ひとつひとつ袋包みになっていて食べやすく、中身の種類もシールで表示されているのでわかりやすいです。
さっそく開けてみると、リアルな顔をした牛さんがアンニョンハセヨ！部位別に切り目が入っていて、普段なんとなく食べている牛肉にも関心が･･･わきませんか？

今回は、チョコ・小豆＆クリームチーズ・ソーセージの3種をチョイス！焼きたてでない場合は、電子レンジで温めるとより美味しく食べられます！見た目はちょっとアレですが、タイ焼きのような感覚でパクパク食べられます。

韓国のブランド牛「韓牛」。ソウルでその多くの流通を担っているのが「馬場洞（マジャンドン）畜産市場」です。韓牛パンはもともと、馬場洞生まれで、そこで働く人々や、そこを訪れる人々に韓牛のことユーモラスに伝えるために誕生したといいます。これまでは馬場洞でしか食べられなかった韓牛パンが「ハウルカペ」として、観光のメッカである明洞にお店を出したことによって、これから益々多くの人々から注目を集めるアイテムになることでしょう！