<鳳雛チムタク> |
安東の郷土料理「チムタク」 韓国料理の定番といえば、焼肉やチゲ。それに加えて買い食いができる屋台フードなども人気が高く、もはやグルメを楽しむことをメインに韓国旅行に訪れる方が年々増加傾向にあります。今回は、そんな数ある韓国料理のなかでも近年、特に注目を浴びている料理「チムタク」の専門店「鳳雛(ポンチュ)チムタク 仁寺洞店」をみなさんにご紹介しようと思います。「チムタク」は慶尚北道・安東(アンドン)の郷土料理として古くから人々に愛されてきた鶏料理です。
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「鳳雛チムタク」の誕生 2000年10月、安東で食べられる味を再現した「鳳雛チムタク」がソウル・恵化洞(ヘファドン)に1号店をオープンしたことがきっかけとなり、ソウルの人々にも「チムタク」の存在が広く知られるようになりました。オープン当初は「安東チムタク」という名でお店を運営していたのですが、地名と料理名を同時に店名に付けたことで不具合が生じ、現在の店名「鳳雛チムタク」に落ち着いたといいます。店名が変わってもチムタクの人気は衰えることなく、現在(2013年10月現在)ではソウル市内だけでも全61店舗を展開する大型チェーン店となりました。こちら仁寺洞(インサドン)店は多くの外国人旅行者が訪れる仁寺洞メインストリート沿いに位置しているため、観光の合間にも気軽に立ち寄ることができ、便利です。
<お店の外観 > |
<店内の様子 > |
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名物「チムタク」を食べよう! 鶏肉と豊富な野菜を甘辛く煮込んだ「チムタク」はしいていうならば、すき焼きにもう少しパンチを効かせたような味が特徴的です。テーブルに運ばれてすぐの段階ではそんなに辛くないのですが、時間が経つにつれ、一緒に煮込まれた赤唐辛子から辛いエキスが出てしまうので、苦手な方は最初のうちによけておくことをおすすめします。また、大皿の下の部分に敷かれたタンメン(春雨)はのびてしまわないうちに食べるのがコツです!
チムタク「小(2人前)」:19,000ウォン、「中(3~4人前)」:27,000ウォン、「大(4~5人前)」:37,000ウォン
<チムタク 「小」 > |
<タンメンは先に! > |
<プリプリのモモ肉 > |
<大きなジャガイモ > |
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シメには「ヌルンジ(おこげ)」をお忘れなく! 「チムタク」の味付けが濃い口なので白いご飯も進みますが「鳳雛チムタク」のおすすめはなんといってもこの「ヌルンジ(おこげ)」です。注文を受けてからおこげが焼かれるので、希望される方は少し時間に余裕を持ってオーダーしておくとよいでしょう。香ばしいおこげと海苔がチムタクの残ったスープと絡み合って、とっても深い味わい深く、満腹なのについつい食べ進めてしまう不思議な力を持っています。
<ヌルンジ「小」:2,000ウォン、「大」:4,000ウォン ※写真は「小」です。 > |
<火傷にご注意! > |
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店舗名 |
鳳雛チムタク 仁寺洞店 (ポンチュチムタク インサドンジョム/봉추찜닭 인사동점) |
観光エリア |
仁寺洞 |
住所 |
서울특별시 종로구 인사동 25-1 ソウル特別市 鍾路区 仁寺洞 25-1 地図を見る |
アクセス |
・ソウル地下鉄1号線 鐘閣駅(チョンガンニョク、종각역、Jonggak) 3番出口 徒歩7分
-3番出口を出て、進行方向に約300m直進します。角にガラス張りの靴店が見えたらそこを左に曲がります。仁寺洞メインストリートのなかを約240m直進すると右の角にコスメショップ「ARITAUM」があります。そこを右にまがり、しばらく行くと左手に「鳳雛チムタク 仁寺洞店」があります。
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電話 |
02-725-6981(+82-2-725-6981) |
ホームページ |
http://www.bongchu.co.kr |
営業時間 |
11:00~22:00 |
定休日 |
年中無休 |
クレジットカード |
VISA/MASTER/JCB/アメックス/ダイナース |
言語対応 |
簡単な日本語・中国語可 |
個室 |
なし |
禁煙・喫煙・分煙 |
禁煙 |
記事公開日 2013-10-11 最終更新日 2013-10-11
※上記のグルメ・韓国食堂情報は予告なく変更される場合があります。