韓国の人々は「マンドゥ（韓国風餃子）」が大好きです。お肉がたっぷり肉汁が溢れるマンドゥは1年を通して愛される料理です。このマンドゥとともに、中華ワンタンが有名なお店があります。ソウル・大学路（テハンノ）にある「18番ワンタン名家」。1948年の創業から現在にいたるまで、その味を守り続けてきたお店です。

広い規模を誇る店内の一部に、ガラス張りの厨房があります。ここで、ひとつひとつ丁寧にマンドゥとワンタンが作られているのです。透き通るような薄い皮に具材を詰め込んでいく作業はまさに職人技！前を通りかかるとつい覗き込んでしまう空間です。ここで包まれたものはすぐに調理され、テーブルへと運ばれていきます。

「18番ワンタン名家」で必ず食べたいのはやはり「ワンタン」。透き通ったスープに、薄皮のワンタン、もやしが入った優しい味わいが自慢です。器の底にソースがあるので混ぜ合わせて食べるのがポイント。お好みで青トウガラシを加えてもOK！写真は単品のものですが、ワンタンにキンパ（のり巻き）やいなり寿司、おにぎりや、そばがセットで付いたものも販売されています。シェアし合って食べるのもよいでしょう。このワンタンだけでもボリュームがあり、満腹になれます。価格：6,500ウォン

続いて「18番ソンマンドゥ（蒸し餃子）」。肉マンドゥとエビマンドゥがあるのですが、どちらも選べない！という方は「パンバン（半々）」がおすすめ！肉3個、エビ3個の欲張りメニューです。箸で持ち上げると肉汁が溢れだしてくる本格マンドゥ。1滴も残さず頬張りたい一品です。熱々のうちに、お召し上がりください！価格：6,000ウォン